▶︎HSPうつとは、HSPが原因でストレスを感じ、そのストレスがきっけとなって発症したうつ症状の俗称です。
うつ病の原因にHSPが大きく関わっていると言われています。
HSPうつは、生まれながらに持ったHSPの繊細さや敏感さの気質が原因となり、ストレスを感じやすいことから、ストレスが溜まり続けることで、うつ病を発症する傾向があります。時に強い自殺願望が芽生えます。
HSPはHSPではない人に比べて、脳内の神経が高ぶりやすい傾向があります。
HSPの人はストレスを処理する「扁桃体」が活発なため、不安や恐怖を感じやすいのです。
また「ノルアドレナリン」やストレスホルモンといわれる「コチゾール」も分泌されやすいため、あらゆることに警戒し、敏感に反応してしまいます。
▶︎また、生まれながらに持ったHSPの繊細さや敏感さの気質が原因となり、ストレスを感じやすいといわれています。以下のような特徴があります。
HSPの人は生まれながら自己肯定感が低い傾向があります。身の回りの出来事をすべて自分の責任と感じてしまうことが多く、なかなか相手に本音を伝えることができない性格です。
HSPの人は他人をよく観察していて、感情や気分などの動きにとても敏感です。まるで自分のことのように感情移入してしまう傾向あります。辛い出来事も当事者ではないのに、いつまでも深く心を痛める傾向があります。
HSPの人は五感が敏感で、音、匂い、光、電磁波など無意識に反応してしまうので、とても疲れやすい傾向があります。人混みも苦手なので、外出するだけでストレスがかかってしまいます。
▶︎だからこそ、HSPはうつ病を発症しやすいのです。HSPの繊細で物事を深く考え仕事で自分の意見が出せない、刺激を過大に受け生きづらい、人に共感して同僚が叱られると辛いなどマイナスに捉える気質をプラスへと考えていく必要があります。